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令和4年度 川高祭(あいさつ)

2022年11月3日 18時03分

 11月3日(木・祝日)、少し汗ばむほどの晴天の中、令和4年度 川高祭を実施しました。どの企画にも生徒たちが一生懸命に取り組んだ様子がうかがえ、楽しくうれしい気持ちになる一日でした。

【開会のあいさつ】
 皆さん、おはようございます。いよいよ川高祭が始まります。本日は、保護者の皆様にもお越しいただき誠にありがとうございます。「輝望(きらり)~無限に光る笑顔と伝統~」のテーマのもと、皆様の表情が輝き、笑顔あふれる一日となりますことを願っています。
 さて、先日10月31日に松山市の県民文化会館で第70回愛媛県社会福祉大会が開催されました。その中で、長年にわたって地域福祉の推進に貢献した個人や団体が愛媛県知事や愛媛県社会福祉協議会長から表彰されました。そして、本校も、様々な福祉活動やボランティア活動などを通して地域の子どもたちや高齢者の方々をはじめ多くの人たちを助け支えてきた、と高く評価してくださり、県内で唯一の「地域福祉功労賞」を受賞し、このような賞状をいただきました。皆さんに報告して喜びを分かち合いたいと思います。
 この川高祭に備えて、生徒の皆さんが部活動や委員会活動、クラブ活動、年次活動で、助け支え合いながら、企画への参加者や来場者に楽しんでもらうための工夫や努力を続けてこられたことを聞いています。その成果が披露されることを待ち遠しく思います。先ほどお伝えした地域福祉功労賞のことと併せ、「相手を思いやりながら助け支え、努力を続ける」という皆さんのすばらしさを、これからも大事にしてください。
 終わりに、新型コロナウイルスはまだまだ油断ができません。皆様には、マスクの着用や手指消毒など、これまで同様の感染回避行動をお取りいただきながら、川高祭をお楽しみいただければと思います。どうか、よろしくお願いいたします。

【閉会のあいさつ】
 どの企画も、観る人や参加する人に楽しんでいただこうとする工夫や熱意が感じられ、とてもすばらしいものでした。皆さんに拍手を送ります。
 今日の新聞にも紹介されていましたが、文化祭の「文化」という言葉は、英語の「culture」の日本語訳です。その「culture」は、ラテン語の「耕す」を意味する言葉からきています。「土地を耕す」という意味で用いられていた言葉が、やがて、「心を耕す」の意味でも使われるようになり、そこから、心を耕す糧となるもの、「文化」を意味するようになったと言われています。
 私にとっては、自分の心を耕すことのできた一日でした。皆さんは、どうでしたか。これからも、音楽や美術、書道、パフォーマンス、展示・発表など、様々な「文化」的な活動に親しみながら心を耕し、自分の身の回りにある、楽しいことやうれしいことに気づくことのできる、やわらかな感受性を養ってほしいと思います。
 終わりに、川高祭のために準備や運営をしてくださった皆さんに心からお礼を申し上げて、閉会のあいさつといたします。本当にありがとうございました。