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令和3年度 第2回中高連絡協議会

2021年12月8日 18時18分

 12月8日(水)、本校で令和3年度第2回中高連絡協議会を開催しました。ご参加いただいた、八幡浜市内や伊方町内の中学校をはじめ南予の各中学校の先生方に、本校の概況や令和4年度の入学者選抜などについて説明を行うにあたり、次のようなご挨拶をさせていただきました。

 皆様こんにちは。本日は大変ご多用の中、本校の第2回中高連絡協議会にご参加いただき、心からお礼申し上げます。6月10日に開催した第1回連絡協議会では、あいさつの中で皆様に本校の特長について話しをさせていただきました。今日は、新型コロナウイルス感染症に留意しながら地域の中で一生懸命に活動している生徒たちの様子を、いくつか紹介させていただきます。
 11月上旬に、八幡浜市の名産品を集めた「大・八幡浜展」が松山三越で開催され、本校の生徒たちが作ったマーマレードやジャムも出品させていただきました。授業で柑橘の生産から始まり、加工や販売まで行う6次産業化を実習した生徒たちが、会場で販売促進を実体験している様子がテレビや新聞で報道されました。生徒がインタビューに応じ、「自分たちが一から作ったジャムをおいしく食べてもらい、八幡浜の自然や人の温かさを感じてもらえたら」と話している姿を見て、本当にうれしく思いました。
 また、12月5日に八幡浜市文化会館ゆめみかんで開催された「愛媛オールスターズ ジャズフェスティバル in 八幡浜」では、その第一部を本校吹奏楽部が担当し、約30分間、演奏をしました。プロの方々と話をしたり、楽器を使わせていただいたりして、生徒たちは多くのことを学び、素晴らしい演奏をしました。会場で生徒たちの演奏を聴いてくださった方から、後日、お褒めの電話をいただき、生徒たちは、今月行われるアンサンブルコンテストに向けて自信を深めました。
 そして、本校は、これまで、地域の保育園児や小・中学生との交流をはじめ、地元農家での就業体験、青年農業者や高齢者との交流学習などを実施してきました。しかし、令和2年度、3年度は、それらのほとんどをやむなく休止しました。そのような中、生徒たちは学校の近くにある保内児童センターで、人数や時間の制限を守りながら、子供たちと一緒に工作をしたり、遊んだりするボランティア活動を続けています。
 総合学科高校の本校で、生徒たちは地域の方々と一緒に生き生きと活動し、自分の興味・関心や適性、能力などを見い出しながら、自分らしい生き方や進路を選び取っています。皆様に、そのような生徒たちの様子をお伝えすることで、開会のあいさつとさせていただきます。
 本日は、どうかよろしくお願い申し上げます。