ブログ

川高祭

2025年11月7日 17時06分
校長室より

11月7日に開催された川高祭で、次のような話をさせていただきました。

【開会行事】

生徒の皆さん、おはようございます。今日は、皆さんが、楽しみにしていた、川高祭です。
昨年は、110周年の記念川高祭ということで、記念式典を行い、本校OBで、太陽パーツという大きな会社を設立し活躍されている、城岡陽志   (しろおか きよし)様に御講演をいただきました。

昨年に限らず、10年ごとの節目となる年には、記念行事を行い、本校に縁があり、様々な分野で活躍されている方から御講演をいただいてきていますが、先日、100周年と70周年の記念行事で御講演をいただいている、本校OBで、有名な俳人である、坪内稔典(つぼうち ねんてん)様が、川高の同級生の方たちと一緒に本校を訪ねてくださいました。
事前に連絡があり、ヒマラヤ杉の前で記念写真を撮りたい、ということでしたので、当日は、同級生の方たちと写真を撮っていただくことはもちろん、幾人かの本校生徒の皆さんとも、一緒に写真を撮っていただいたり、声をかけていただいたりしました。
私は、出張で不在だったのですが、生徒の皆さんと交流できたことを、とても喜んでいただいていた、とのことでした。
今回、御訪問いただいた方たちは、昭和38年卒業ということですが、卒業されて60年以上経っても、心の中には、このヒマラヤ杉と、川高の風景がしっかりと刻まれていて、その同じ場所で学んでいる、年の離れた後輩にも、同じ川高生としての親しみと、愛情を持っていただけているのだな、と、改めて感じることができました。

私は、今年も、東京、大阪、松山、そして八幡浜で開かれる、各地の同窓会に参加してきましたが、どの同窓会の方々も、同じ川高生である、皆さんの活躍について、新聞やニュースになるような大きな出来事はもちろん、普段からのボランティア活動や地域のお祭りやイベントへの参加、などといった、身近なものにも、常に注目し期待してくれています。

皆さんの、一見、小さく見える、一つ一つの行動や頑張りが、皆さんが思っている以上に、同窓生や地域の方々に、笑顔や元気を与えていることを知っておいてほしいと思います。
今日の川高祭では、多くの保護者や、地域の方々に、本校を訪れていただきます。川高と、川高生のよさを、さらに多くの方々に見ていただける一日になればいいな、と期待しています。

最後になりますが、御来場の皆さま、本日は、川高祭に、ようこそおいでくださいました。
本日の川高祭のために、生徒たちは、各部活動や 年次、生徒会や委員会、家庭クラブや農業クラブ、などで、協力し合いながら、御来場の皆様に楽しんでいただけるよう、準備をしてまいりました。
是非、楽しんでいただき、お言葉もかけていただければ、励みにもなると思いますので、よろしくお願いいたします。

本日の川高祭が、みんなにとって、心に刻まれる、よい思い出の一日となることを期待し、挨拶とします。

【閉会行事】

みなさん、今日の川高祭、楽しめたでしょうか。

最初の発表会も、その後の、展示や模擬店、体験などの催し物も、観る人や参加する人に、「楽しんでもらおう」、とする意欲や工夫が感じられる、とても、すばらしいものでした。

何かをやろうとするときに、その何かをやる側、自分たちの側だけでなく、その何かを受け取る側、相手側のことを考えながら取り組むのは、とても大切なことだと思います。

また、そのような経験を積むことで、今後、何かイベントなどに参加する側になった時にも、その準備をしてくれた人たちのことを、考えることができるようになり、イベントなどを、より楽しむことができるようになるのではないでしょうか。

川高祭、私は3回目の参加でしたが、心から楽しむことができました。

今日の川高祭を、素晴らしいものにしてくれた、生徒の皆さん、保護者や地域の方々に、心からお礼を申し上げ、終わりの挨拶とさせていただきます。

本日は、ありがとうございました。