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第1学期終業式

2024年7月19日 10時18分
校長室より

第1学期終業式の式辞として、次のようなお話をさせていただきました。

改めまして、おはようございます。

私は、7月最初の日曜日に、本校の関西支部同窓会に参加してきました。同窓会は、地元以外に、関東、関西、松山に支部があり、毎年、各地区の同窓会には多くの人が集まるなど、母校である本校に深い愛情を持っていただいています。

先日の、球技大会で、皆さんや、私たち教職員が着用した110周年記念Tシャツも、このような、本校を愛していただいている方々の、御厚意により、無料で配布することができました。

今回、記念Tシャツの費用を負担していただいたのは、今から10年前の、創立100周年の際に、本校の教育活動の振興を図ることを目的として、同窓会・OBの方々、地域の方々、保護者の方々、教職員からの寄付金をもとに設立された、「川之石高等学校 教育振興会」という団体です。心から感謝したいと思います。

これから、9月には記念体育祭があり、11月には記念式典や記念講演、記念川高祭が実施され、同窓生や地域の方々に、本校を訪れていただく機会も増えてくるのではないかと思います。今回、記念講演をしていただくのも、本校OBで、同窓会の関西支部長をしてくださっている城岡陽志(しろおか きよし)さんで、太陽パーツという大きな会社を一代で築き上げた方です。本校も、ご支援いただいており、事務室前の体温測定器も、城岡さんにご寄付いただいたものです。城岡さんは、昨年、同じく本校OBで、関西支部同窓会の顧問でいらっしゃる、俳人で、京都教育大学名誉教授の、坪内稔典(つぼうち としのり)さんと一緒に、伊方中で講演をされていますので、伊方中出身の皆さんは、覚えていることと思います。

伊方中と九町小の校歌も作詞されている坪内さんは、今回、式典等にいらっしゃる予定は、ありませんが、これまで、100周年などの周年行事で、ご講演をいただいています。『三月の甘納豆のうふふふふ』という句は、小学校の教科書にも掲載されたそうですし、本校図書館にも作品集が多数ありますので、ぜひ読んでみてください。

今回は、お二人のお話をしましたが、お二人だけでなく、本校OBには、いろいろな分野で活躍されている方が、多くいらっしゃいます。今回の記念行事や、卒業後に同窓会等でお会いする機会があれば、ぜひ、話しかけてみてください。きっと、ためになるお話が聞けると思いますし、相手の方にも喜んでいただけると思います。

ちなみに、私は、先日、同窓会の方たちと話をして、石原裕次郎さん、慎太郎さんなど石原家の菩提寺が、ここ川之石にあると初めて知りました。夏休みの間に、一度、訪れたいなと思っています。

皆さんも、これから夏休みに入りますが、いろいろなことに関心を持って、やりたいことを定め、積極的にチャレンジしてみましょう。今日のお話をして、昨年の1学期末の式辞で、ある分野で一流になるために必要な時間、「1万時間の法則」の話をしたことを思い出しました。この夏休みが、皆さんにとって成長の機会となることを期待して、式辞とします。