第1学期校内球技大会あいさつ
2022年7月14日 18時36分 令和4年7月14日(木)曇り日に、令和4年度第1学期校内球技大会を実施しました。新型コロナウイルス感染症の急拡大により県独自の警戒レベルが一段階引き上げられたことに伴い、開会式及び閉会式を校内放送にて行い、あいさつの中で次のような話をしました。
【開会式】
今年度初めての校内球技大会です。昨日の全校放送でも伝えたように、愛媛県内の新型コロナウイルス感染症の陽性者数が急激に増加し、7月12日に県の警戒レベルが引き上げられました。
そのため、この球技大会も感染防止対策を強め、さまざまなことを急遽変更しながら行います。変更点や注意点はいずれも、皆さんを感染症から守り、学校や家庭で普段どおりに生活できるようにするためのものです。それを十分に理解し、指導や指示を必ず守ってください。
2年次生と3年次生には昨年度の球技大会のあいさつの中で伝えたことを、1年次生にも話しておきたいと思います。ソフトボールやバレーボール、卓球などの球技種目は、チームの仲間と力を合わせ、一緒になって勝負を競う楽しさや喜びを味わうことができます。一般的にはスポーツ大会という名称を使う高校が多い中、本校が「球技大会」の名称を使い続けているのは、「よい仲間づくり」も大切な目的としているからだと思います。
ですから、皆さんには、まず、熱中症の予防を最優先しつつ、3密を避け、試合中を除いてマスクを着用し、手指消毒をしっかりと行うなど、新型コロナウイルス感染症の予防に努め自己管理をするとともに、周りの人に配慮をしてください。そして、けがなどに十分気をつけながら、互いに協力し合い、試合中は対戦相手を敬い、ルールと審判を尊重したプレーをしてください。
さまざまな制限や制約はありますが、皆さんが、常に仲間を思いやり、一緒にスポーツを楽しむことによって有意義な大会となることを期待し、開会のあいさつとします。
【閉会式】
皆さん、お互いに相手を思いやりながら、スポーツを楽しむことができましたか。新型コロナウイルスとの共存・共生を意味する「ウィズコロナ」の時代を生きなくてはならない私たちは、さまざまな活動において、我慢を強いられ、対策や努力、工夫が求められています。そのため、辛く、苦しく、煩わしく感じることも多いです。
しかし、そのような中にあって、私たちみんなが、それぞれの活動において、お互いに相手のことを思いやりながら対策や努力、工夫を誠実に続けていけば、新たな喜びや楽しみが見つかると信じています。
この球技大会も、対策や努力、工夫をしながら実施しました。なぜそういうことをするのかを理解し、行動に移してくれた皆さんを頼もしく思います。そして、大会の中で意識された、周りに配慮しながら楽しむ、そのためには何が大切で何をすべきかを考える、という「心の持ち方」をこれからも大切にしてほしいと願っています。
終わりに、大会の準備や運営に協力してくれた生徒の皆さんに感謝の気持ちを伝えて、閉会のあいさつとします。