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介護福祉士国家試験

2024年1月30日 15時43分
校長室より

介護福祉士国家試験を受験する皆さんに、(当日、不在でしたので)、次のような話を伝えていただきました。

皆さん、おはようございます。

皆さんが、今週末の日曜、1月28日に、介護福祉士国家試験を受験されると聞き、一言、挨拶をさせていただきます。

皆さんは、福祉系列を選択して以降、長い間、勉強と実習に励んでこられ、特に試験が迫った12月以降は、8限目までの授業や、休日の授業に 取り組むなど、最大限の努力を積み重ねてきたことと思います。

これまでの努力の成果を信じ、自信を持って、その上で、取りこぼしがないよう、試験の直前まで、勉強を続けてください。

私も、皆さんの前で、お話しをすることになった時に、その試験がどのようなものか、過去問を見てみました。

問題は5者択一で、125問あり、午前中に100分、午後に120分かけて解答すると知って、大変な試験であることが分かりました。

そして、その問題を見て、確かに法律の内容や専門用語、正しい手順や数値など、介護福祉士として求められる知識や技術を問う問題が多いのは 当然ですが、介護を必要とする方に接する際の、態度や姿勢、声掛けや質問の仕方、家族への配慮など、介護に携わる者としての心がまえや思いやりといった、人間性や適性を問われる問題も多く出題されているなと感じました。

これまで、多くの施設等で実習を積んできた皆さんは、その実践に裏付けられた知識や技術、そして何よりも大切な、介護を必要とする方へ  接する際の心構えを身に付けています。

試験当日は、緊張や不安を感じるかもしれませんが、そのような時にこそ、これまで実習を通して学び、身に付けてきたことを思い出し、自信を持って最後まで頑張ってください。

介護福祉士は、高齢化社会において、ますます重要な役割を担っていく職業です。

皆さんが介護福祉士となり、多くの人々の生活を支え、豊かなものにしていってくれることを期待して、激励の挨拶とします。