7月19日一学期終業式 式辞
2019年7月22日 07時00分本日で1学期が終ります。学習や日常生活について、保護者面談でしっかり振り返ってください。1学期、私が印象深く残っているのは、皆さんの部活動や生徒会、委員会活動です。
まず部活動。運動部は総勢100人を超えて、今年も県総体に出場し活躍してくれました。
その延長戦として、四国大会、そして先ほどの壮行会のような栄誉にも結び付いたところです。この夏休みには総体での課題を踏まえ、各部、新しいチーム作りが進むことでしょう。
文化部の活躍も目覚ましいものがありました。美術部、書道部の平家谷神社への書画奉納、吹奏楽部のオープニング演奏に始まり、マーマレード大会では茶道部が来客をお接待してくれました。家庭クラブのベストカテゴリー賞の背景には、ライフデザイン部の入賞も見逃せません。情報ビジネス部も例年以上に、放課後、休日の練習に力を入れている姿を観ています。それは検定の結果に繋がっています。
VYSの皆さん。先日のビーチクリーンをはじめ、多くの行事に今年も参加してくれています。報道部。先週皆さんと視聴した、民家の甲子園は全国大会でも期待できます。演劇部は、日々作品作りが進んでいる様子で、9月1日のゆめみかんを楽しみにしています。どの文化部も秋の川高祭や高文祭に向け、さらに期待しています。
生徒会活動ですが、保健委員会、交通指導委員会、生活委員会らの全校集会での発表をはじめ、各委員会がしっかり自治活動ができていると感心します。
そんな中、4月の生徒総会において、夏服時限定で体操服下校が提出されました。皆さんの紳士的な要望でしたので、保護者や他校の先生方にもご意見をいただきながら、先生方に多方面から検討していただきました。下校中の事件事故、風紀の乱れ等、心配は尽きませんが、皆さんの覚悟の現れでしょう、署名活動を経て先日許可しました。今後は、皆さんの自覚と責任、安全意識、また署名活動にみられた、団結した心に期待しています。
一つだけ残念なことがあります。7月3日、大雨が心配され、午後完全下校としました。皆さんには、授業の遅れを申し訳なく思いますが、まずは被害が少なくて安心しました。残念なのは下校が予想された時、校内で歓声が上がったことです。
もちろん、早く帰れることがうれしいのは十分理解できます。しかし、今この時に大変な状況になっている方もいることが想像できる人になってほしいと思います。皆さんは、安全で有意義な午後を過ごしてくれたとは思います。しかし、皆さんの全員帰宅が確認できたのは○時。完全下校から○時間後でした。災害や事件事故を他人事と捉えている人が何人かいる、と思わずにはいられません。
さて明日から夏休み、まずは野球部の検討を祈ります。そのうえで、全校応援では、皆さんの団結心に期待しています。さらには、その団結心を夏休み後半の体育祭準備にも繋げてください。
最後に夏休みならではの学習、夏休みならではの部活動の深まりに期待して式辞とします。