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校長室より

令和3年度県高校家庭クラブ連盟南予支部研究協議会

 6月8日(火)、県高校家庭クラブ連盟南予支部研究協議会が、川之石高校を拠点としてオンライン開催されました。今年度は、本校が南予支部幹事校となり、本校の家庭クラブ役員の生徒たちが、南予支部の役員も兼務します。役員の生徒の皆さん、よろしくお願いいたします。成人支部長である私からは、オンラインで結ばれた15校の会員の皆さんに、つぎのような内容の話をしました。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のためオンラインでの実施となりました。本校に来ていただき、直接お会いして、協議や情報交換ができないことは残念ですが、同じ画面を通じて意見を交わしたり、情報を共有したりして、密度の濃い有意義な会となりますことを願っています。
 本連盟のロゴマークにある、「四葉のクローバー」は、学校家庭クラブ活動の四つの基本精神である、「創造」「勤労」「愛情」「奉仕」を表しています。いずれも、大切な精神ですが、「新しい生活様式」が模索されている今、四つの精神の中でも特に、創造の精神の発揮が求められているのかもしれません。生徒の皆さんが、常に新しいものを創り出し、飛躍しようとする意欲を持って活動されることを心から期待しています。

 

県高校総体に出場する選手の皆さんへ(壮行会でのエール)

 6月4日(金)の4時限目に、県高校総体壮行会をリモートで実施しました。会の中で、大会に出場する選手の皆さんに、次のような話をしてエールをおくりました。

 第75回愛媛県高等学校総合体育大会が、いよいよ開催されます。本校から出場する95名の選手の皆さんには、それぞれの競技種目において、これまで毎日、鍛え・高め・磨いてこられた、体力・精神力・競技力を存分に発揮してほしいと、心から願っています。
 壮行会に当たり、二つのことを話します。私の後ろに飾ってある扁額を見てください。気魄」という文字が大きく書かれています。伝えたいことの一つ目は、まさしく、この「気魄」をみなぎらせて試合に臨んでほしい、ということです。本校のヒマラヤスギを思い浮かべて気持ちを落ち着かせ、「力強く相手に立ち向かっていく精神力」を持ち、「相手を圧倒するような気合」を自らに入れ、魂のこもった試合を、一つ一つやりきってください。
 去年の県高校総体は中止となりました。昨年度の本校生徒会誌『たちばな』に、ある体育部の生徒の、次のような言葉が載っています。「3年次の先輩方のやり切れなかった悔しい思いを」「1、2年次が受け継ぎ、新チームとなりました。」皆さんに伝えたいことの二つ目は、「昨年出場がかなわなかった先輩方の思い」を感じ取ったときの自分の気持ちと、一方で「今年の県高校総体で試合ができる喜び」、その両方を、弱気になりそうな自分を奮い立たせる「力」に変えてほしい、ということです。加えて、新型コロナウイルス感染症が懸念される中、部活動にかける皆さんの思いを大切にしたいと、皆さんを支えてこられた家族や指導者、大会の準備を進めてこられた関係者などに感謝し、その気持ちも同様に、自分の「力」に変え、試合に臨んでください。
 今年の県高校総体のスローガンは、「繋(つなぐ)~あの日渡せなかったバトンを、今~」です。皆さんに渡された「バトン」の一つは、最後まであきらめずに自分の力を出し切る、川高伝統の「ひたむきさと粘り強さ」です。そのバトンを、さらに次の生徒たちにも、つなぐことができるよう、精一杯、頑張ってください。大会を通じて、皆さんが大きく成長されることを期待し、あいさつといたします。

 

校内介護実習・演習に臨む生徒たちへの言葉

 5月31日(月)から6月17日(木)にかけて、3年次生の中の福祉サービス系列の生徒たちが校内介護実習・演習を受けます。実習・演習の初日の朝、6名の生徒の皆さんに次のような話をしました。

 介護実習・演習の始まりに当たり、実習の目的の一つを確認しておきましょう。「サービス利用者の状況や状態に応じた、適切で安全な介護を行う能力と態度を高め磨くこと」です。そのため、校内での実習ではありますが、介護施設の利用者の方に接している、という気持ちを常に持って実習に臨むことが、皆さんには求められます。
 いつもの学習環境の中で、見慣れた人を相手にしながらではあっても、馴染みのない施設で、初めて会う利用者と接しているつもりで実習を行う。これは、思いのほか、難しいことです。しかし、皆さんには、それを実践して欲しいと思います。なぜなら、本来であれば介護施設で実習をさせていただき、利用者の方々は、自らの身体を預けて介護を受けられるわけですから、実習生といえども真剣にそして丁寧に業務に当たらなくてはなりません。気持ちを緩めず、緊張感をもって実習に励んでください。
 これから皆さんは、いろいろな課題を設けて実習に取り組まれることでしょう。私からも一つ、ぜひ実践して欲しいことがあります。それは、「人を思いやる気持ち」をいろいろな「かたち」にして相手に届ける、ということです。普段からの表情であったり、話を聞く態度であったり、相手を見る注意深さであったり、言葉かけであったり、介護を行うタイミングであったり、介護の仕方であったり。「人を思いやる気持ち」を、できるだけ多くの「かたち」として表すことに、意識して取り組んでください。そして、それらの様々な「かたち」を大事にして、今後に生かしてください。
 今回の実習・演習が、皆さんの介護技術をさらに向上させると同時に、介護福祉士の仕事や役割について深く考え、一層やりがいを見出す機会となることを期待しています。

 

令和3年度 第1回農業クラブ総会

 本日(5月11日)、1年次生は通常授業、2・3年次生は中間考査第1日目でした。そして、考査後の3時限目に、2・3年次生の中の農業科目選択生が武道場に集まり、第1回農業クラブ総会が行われました。会のはじめに、成人会長でもある私から、生徒の皆さんに次のような内容のことを伝えました。

 私から、一つだけ話をします。皆さんをはじめ、全国の農業高校生は、日本学校農業クラブ連盟(FFJ Future Farmers of Japan)の一員です。このFFJは、人間にとって最も大切な「食べ物」の生産に関わる農業について学習をしている生徒たちに対し、大きな願いを持っています。それは、自主的・主体的な学校活動をとおして、科学性・社会性・指導性を高めてほしい、ということです。分かりやすく言えば、決められたことを率先して実行できることはもちろんのこと、自分で考えながら、周りの人と協力し合って行動ができ、しかも、目的を達成するために自分の役割を果たすことができる、そのような農業高校生であってほしい、という強い願いです。
 どうかこのことを忘れずに、これからも充実した学校生活を送ってください。皆さんに大いに期待しています。

 

令和3年度1年次集団研修 校長講話

 本校では、4月26日(月)と27日(火)に校内で1年次生の集団研修を行います。第1日目の26日には、研修の始まりに当たり、私から1年次生の皆さんに話をしました。以下に、その内容を紹介いたします。
 
 今日は、私が小学生と高校生だったころの話を紹介しながら、1年次生の皆さんに伝えておきたい、二つのことを話します。
 小学4年生のときの「図画工作」の授業でのことです。教室の外で風景を描いていた私は、絵の具のチューブから青色をパレットに出し、そのまま空の部分を塗ろうとしました。すると、それを見ておられた先生が私に、「空は青色かなぁ。一つの色で塗ってしまう前に、よく見てごらん。」というようなことを仰ってくださったのです。改めて空をよく見ると、絵の具の青色ではなく、くすんだ白や紫がかった青などが溶け合い、神業のようなグラデーションを成している様子が目の前に広がっていました。そのとき初めて、空を美しいと思いました。先生の言葉は、当時の私にとって、物事の大事なことに気付いてしまった、と思えたほどに衝撃的なものでした。
 高校1年生のときの「英語」の授業での話です。response(レスポンス)という英単語が教科書に載っていて、先生は、単語の意味が「応答」とか「反応」であることを説明された後、もう一つの英単語を紹介してくださったのです。それは、responsibility(レスポンシビリティ)、日本語では「責任」と訳される単語です。そして、次のような話をなされました。レスポンシビリティは、response(応答・反応)とability(アビリティ)が組み合わさった単語であり、アビリティとは(~ができる力)という意味である。つまり、責任とは、「応答・反応できる力」のことをいう。だから、誰かから自分に何らかの働きかけがあった場合は、応答したり応えたりしなくてはならず、私たちにはその責任がある。私は、話を聞きながら、人間の在り方と言葉の成り立ちとが深く関わっていることを知って感動するとともに、「あいさつ」を交わすことはもちろん、人と誠実に向き合うことの大切さを再認識しました。
 紹介した話をはじめとする、これまでの経験を通して、私は二つのことを確信しています。
 一つ目は、気付かなかったことに気付いたり、知らなかったことを知ったりすること、すなわち「学ぶこと」は楽しい、ということです。自分の中で、世界がどんどん広がり、知識や感情の引き出しが多くなっていくと、いろいろな年齢や立場、地域の人たちと話が通じ合ったり、人の気持ちを想像しながら相手を思いやる言動を取りやすくなったりするので、生活の中に喜びが増えます。
 二つ目は、人との出会いによって人生は豊かになる、ということです。私の考え方や生き方は、図画工作や英語を教えてくださった先生をはじめ、多くの方々の影響を受けてきました。そして、立派なことを成し遂げたり、活躍したりした人よりも、身近な人の言葉や態度のなかに、新しくひらめくものや学ぶべきことがあることに気付くことが大切だ、ということも実感しました。クラスの友達や部活動の仲間、先生方のさりげない優しさを感じ取ることができれば、その友達や仲間、先生方との出会いは宝物となるでしょう。
 高校生活の始まった皆さんには、「学ぶこと」と「出会うこと」の楽しさを、たくさん経験してほしいと、心から願っています。

【お願い】新型コロナウイルス感染症対策の徹底

生徒・保護者の皆様

 県内で拡大中の「変異株」は、従来型よりも感染力が強い上に感染スピードも非常に早く、日常生活の中で感染する危険性があると言われています。予測のつかないこの事態に立ち向かうため、基本的な感染防止対策に、生徒の皆さんと教職員全員で誠実に一致団結して取り組んでいきましょう。また、保護者の皆様におかれましても、御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

①  毎日、検温による発熱の有無など健康状態の確認を必ず行ってください。
② 手洗いや手指の消毒、三つの密(換気の悪い密閉空間・多数が集まる密集場所・間近で会話や発声をする密接場面)の回避、マスクの常時着用(登下校の際の公共交通機関内や自転車通学時においても)などを徹底してください。
③  特に、授業や行事、部活動などにおいて、生徒同士が接近・接触する状態のときには、教員の指示がある場合を除いて、大きな声を出したりマスクを外したりする感染リスクの高い活動はしないでください。
④ 感染回避を最優先に、外出や人との接触の機会を減らしてください。
⑤ 会食をされる場合は、会食に関する注意事項を確認した上で必ず守ってください。
⑥ 感染状況の拡大が見られる地域との不要不急の往来を自粛してください。
⑦ 感染状況や感染対策などの情報を新聞やテレビ等で確認するようにしてください。
⑧ 体調が悪い場合は無理をせずに休み、医療機関への連絡・受診をしてください。
⑨ 生徒本人や御家族が発熱等によって医療機関を受診され、抗原検査で陽性になった場合、PCR検査の対象となった場合、感染が判明した等の場合は、すぐに学校の教頭(いなければクラス担任か年次主任)まで連絡をお願いいたします。
⑩ 誰もが、日ごろからどれだけ注意をしていても感染する可能性があります。新型コロナウイルス感染症に関する誤解や偏見、避ける意識などにより、感染された方や医療従事者等に対する不当な差別、偏見、いじめ等は、決してあってはなりません。生徒の皆さんは、そのようなことを絶対にしないでください。

 

川高生の新しい学校生活の始まり

 この4月、川之石高校(川高)に校長として着任いたしました佐々木進と申します。
 皆様、どうかよろしくお願い申し上げます。
 先日、令和3年度の第一学期始業式入学式を行い、川高生283名の学校生活がスタートいたしました。いずれの式においても生徒たちへの話の中で、校訓の一つである「誠実」を取り上げ、誠実とは真心を持って人と接したり、何事にも取り組んだりすることであると話しました。そして、校訓の「誠実」には、自分を大事にしながら他の人も大切にすることを通して、心の大きな人になってほしいという願いが込められていることも伝えました。
 本校は、「誠実」のほかに「自学」と「審美」を校訓としています。この三つの柱を基に、総合学科の特長を活かし、生徒一人ひとりに応じたきめ細やかな教育を行ってまいります。

 第一学期始業式 R3_shigyoushiki.pdf
 入学式 R3_nyuugakushiki.pdf

 

 

楽しみ!!朝食!

八幡浜市内3高校の保健委員会の研究活動成果の一環として作成した「朝食摂取向上講座」パンフレット、参考にしていますか。

春休みを利用して活用してください。

開花宣言

川高体育館北側の桜もほころび始めました。

 春の鳥のさえずりが響く中、表彰伝達と終業式が行われました。
 表彰式では、今年度の新型コロナウイルス感染症対策のため様々な活動に制限があった中、頑張ってくれた証として多くの人に表彰ができました。

 

【終業式式辞概要】

 みなさんは教室からのリモート参加でしたが、今月1日に、106名の3年次生を送り出しました。この体育館に整列されているみなさんの人数も3分の2ほどになり、少し寂しい感じがします。
 今年度も終わりとなりますが、みなさんにとってどんな1年であったでしょうか。私が今年度始業式や終業式で皆さんに伝えたかったことは一貫して「目標を定める、再確認する。節目に見直す」です。春休みは特に年次の節目として大きいものがあります。振り返りをもとに上級学年へのステップとしてください。

 ところで先月、テニスの全豪オープンでの試合後、大坂なおみ選手のインタビュー時の衣装が気になりました。テニスっぽくないな、と思っていたらバスケットボールのロサンゼルス・レイカーズのジャージだそうです。レイカーズには昨年1月に不運なヘリコプター墜落事故で亡くなったNBAのスーパースター、コービー・ブライアントさんがかつて所属しており、彼を尊敬していた大坂選手はこのジャージについて尋ねられ「今日の試合のために私にはプラスの力が必要だった」と答えていました。
 大坂選手は「マンバメンタリティ」と呼ばれるコービーさんの教えを忠実に守っているそうです。練習の鬼として知られるコービーさんが現役時代に貫いていた信念で「もっと上達したい、もっと知りたいという無限の好奇心。人から何と言われようが、気にせず、その瞬間だけに神経を注ぐ」ということだそうです。ただ練習を繰り返すのではなく、明確な目的をもって計画的に練習することの大切さを覚えておいてください。

 また、アーティストの一発取り動画「THE FIRST TAKE」が人気で、先日のYOASOBIの出演が話題という記事を見ました。ボーカルのikuraさんが言った「100点ではなく100%出しきることが大切」というコメントが秀逸と感じました。100%のエネルギーを出すためには何が必要でしょうか。この春休みがそのための良い準備期間になるよう、勉強や部活動に努力してほしいと思います。
 そして、新しい年度になればこの体育館の空白を埋めるようにまた新しい1年次生が入ってきます。2年次生はこれまで3年次生が果たしてくださっていた役目・役割を受け継ぎ、1年次生はこれまで先輩が2年次生として、学校の中核となっていい雰囲気を作ってくださったことをお手本にして、それぞれの立場で、川高を盛り上げてください。

 3月1日に愛媛県の新型コロナウイルスに対する特別警戒期間は終了しましたが引き続き、「感染警戒期」として警戒レベルを維持しています。決して油断することなく、マスクの着用など、基本的な感染回避行動を徹底しましょう。特に、年度替わりのこの時期には感染のリスクが高まります。皆で力を合わせて新型コロナに立ち向かっていきましょう。

 新年度、またこの場所で、元気に登校した皆さんと笑顔で会えることを期待して、私の挨拶とさせていただきます。

合格発表

4月から川高生となる皆さん、一緒に頑張りましょうお祝い